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忘れ物はないですか?

「双璧のファイター」15パックシールド感想メモ

 

 2021年3月19日にポケモンカードゲームの新弾、「双璧のファイター」が発売したということで、友人のボックスで15パックシールド戦が勃発。ポケカを初めて?1か月程度のルールも完全に把握していない初心者二人でリミテッドを始める無謀な挑戦の過程で得た気付きをカードごとにメモしていきます。

 

 

 

 

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バシャーモV+バシャーモVMAX】
 とりあえず光物から。バシャVは無色2エネで50点出せるのが強いと思い使ってみるもなんとなく物足りない印象。「ほのおのうず」は赤ダブルの4エネ必要な上、エネトラッシュが非常に重くメインアタッカーとしては他のVMAXラインと比べて扱いづらい。この弾のカードプール内には他の炎ポケモンウルガモスしかおらず、こちらもアタッカーとして採用しづらく炎ポケモンをデッキに入れることによってエネルギーの種類が分散してしまい結果的に事故が起こりやすくなってしまう。そのため使用する際はデッキスロットを圧迫しないようにデッキと相談を。

 バシャVMAXは今回一度も触れることがなかった珍しいカード。2箱しか剥いていないので出ないカードの感想は書けない。そのため大雑把な予想を。

 炎1で相手のポケモンをロックしながら60打点出せるのはかなり強そうに見えたが、ロックも何もこのプールではエネ加速+ポケモン入れ替えの手段がないためただの打点+高HPポケモンとして採用できる良カード。しかし前述からこのプールではデッキ構築を歪めかねない要因になる。トラッシュからエネ加速できる「ダイブレイズ」は中盤に悪くなく、序盤に落とされたポケモンについていたエネを再利用できることを覚えておく。また後述するちょうごうヤドキングVやガラルフリーザーVで手札を入れ替えることでトラッシュへエネを落とすこともできるので把握しておくように。

 

 

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【パッチラゴンV+パッチラゴンVMAX】

 今回のリミテッド戦で最強カードはパッチラゴンV説が濃厚。このカードを相手しなければいけないため数々のプレイへの制約と覚えることが増える。

 可愛い顔から繰り出される「たいこのくちばし」は相手の手張りを阻害する今プールの最強技。最初の見せあいの段階でパッチラゴンVS逃げエネの重いVポケモンの構図になると2枚目以降のエネを貼れず案山子状態になってしまいパッチラゴン側に大きくゲームが傾く要因になってしまう。行動に2エネ以上必要なポケモンを初手に繰り出すことを事実上不能にしてしまうカードなので確実に採用したい。がバシャーモと同じ弱点を抱えており、同カードプール内に電気ポケモントルネロスチョンチーランターンしかいないためデッキ内のエネ事情が悪くなってしまうことを留意する必要がある。しかしバシャーモと違い嵌めることができれば確実に一匹以上持っていくことができるため無理をしてでも採用していた。

 しかしパッチラゴン嵌めにも一応?対策カードは収録されている。それがブリムオン。特性「ウィッチロンド」はジェネリックあなぬけのひもであるため貴重なポケモン入れ替え。2進化で重たいが裏で育成しておくことができればパッチラゴンに対する唯一の解答になるので覚えておいてほしい。

 そしてパッチラゴンはVMAXしても破格のスペックをしている。1エネ60点で返しのターンに120点反射を飛ばすことのできる技は連打しているだけで有利なダメージレースを形成することのできる。そして雷エネ+無色エネ3つで200点出せるのでエネトラッシュが必要なバシャVMAXに比べて非常に有用なスペックをしており炎タイプの御三家代表の一角は涙を流しながら帰っていってしまった。

 

 

 

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【ガラルヤドキングV+ガラルヤドキングVMAX】

 この度のパックのパッケージポケモンであり目玉カード。進化前、進化後ともにシールド戦という舞台の上では非常に強力な技構成で相手を〇していく主人公。

 進化前のヤドキングVは後手番の初手「ちょうごう」でリソースを獲得し、高いHPを活かして裏のポケモンを育てる役にも適している。満足な交代やエネ加速ができない関係上「はめつのひとこと」を受けたポケモンを救い出すことは非常にこんなんで、このポケモンをいかにスマートに流すことができるかがゲームのコツになっている。

 そして進化後のVMAXの姿もこのルールにおいてオーバーパワーなスペック。HPが高いことはもちろん2エネから放たれる「ダイゲキドク」をブッパするだけの簡単な仕事。毒を治す方法がないので序盤に進化することができれば一気にイージーウィンを量産できる。

 同じ悪タイプにはフシデペンドラーのラインも存在する。2進化ポケモンということで場に出す難易度がそもそも高いがそれ相応にHPと打点が高く、「ベノムショック」が220点になるとVポケモンを一撃で落とすことができるので進化ラインが揃っていればアタッカーとして絶対に採用してほしい。ガラルヤドキングと同採用すると悪エネの注ぎ込み先の1つになるのでデッキのエネルギーベースを安定させることができるのも見逃せない利点。

 

 

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【ガラルの三鳥】

 全体的にプレイすることが少なかった鳥たち。一番マシなのがガラルファイアーという悲しい現実。ガラルフリーザーは周囲に強力なエスパータイプがいるため採用してもいいのだが、打点に難があること、弱点が悪タイプなため逆風という点で採用を見送った。しかし状態異常はこのルールにおいて見逃せないアドバンテージになるためバグお祈りプレイで全部誤魔化すことができる色んな意味で可能性の塊。

 ガラルサンダーさんはこのルールにおいてせいぜい3エネ170点なのですぐに抜けました。しかしガラルファイアーは舞える存在。タイプが悪タイプなので他のポケモンと一緒に採用しやすい点と、特製でダークパッチをターン1で使用できるため実質2エネ190点換算可能な効率でかなり存在感は上位。しかし30点自傷がバカにならないため打ち所が悪いと殴り負けしてするので少し心もとないイメージが残ってしまった。

 

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【そのほかの強力なポケモンたち】

 VやVMAXポケモン以外にもこのパックにはシールド戦において強力なカードは多数収録されていたため非常にやりがいのあるゲームになっていた。相手の逃げエネが重いポケモンを後述するワシボンで引っ張り出し時間を稼いでダメージを蓄積させることができるインテレオンや、一度動き始めるの要塞になるギガイアス、お手軽に1進化で200点を叩き出せるいちげきウーラオスなど良カードが目白押しだ。特にワシボンは相手の厄介なポケモンを流して時間を稼ぐことができるので絶対に1枚はデッキに採用したいカードになっている。さらに個人的に注目したのがペロリームとナゲツケザル。ペロリームは1進化で無色エネ3つで80点を出すことができるのは平凡なスペックだが、このポケモン自身は有色のエネを必要としないのでどんなデッキを構築しようとも自然と入ってくることのできるポケモンである。裏でペロリームを2体育成して勝ったゲームもあった。さらにナゲツケザルは裏のVポケモンを狙撃できる上にHPもある。そのため初手に展開できた際に抜群の安定感で裏のVポケモンに圧をかけることができた。

 

 

 

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【有用なサポートカードたち】

 ポケモン以外のカードは何枚か存在するが今回ピックアップしたいのはこの3枚。サポートカード2種は純粋に手札の枚数を増やすことができるので最大枚数デッキに投入してほしい。そして使うかどうか悩んだやまびこホーン。シールド戦において相手のトラッシュからポケモンを引っ張り出すことにバリューを感じなかったが、デッキの構築上多めにたねポケモンを採用し進化やエネの準備をするためベンチを埋めてしまうため、やまびこホーンで相手のベンチを1枠閉じることが有用に働くことが判明した。

 

 

【まとめ】

 ポケカを初めて1週間、実際プレイした回数は10回程度の初心者が二人で新弾のシールド戦を回した感想メモはいかがだったでしょうか。まず自身が初心者という点とこのパックでシールド戦をする機会が無いに等しいという点でまったく需要がない記事になってしまいました。自己満足です許して下さい。